アメリカで生活する中では、仕事の英語も辛いけど、日常生活の英語もなかなか辛い。日常でよく使うイディオム集である「SPEAK ENGLISH AROUND TOWN」を紹介します。
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主張を強いられるアメリカ
アメリカでの日常会話で苦労するシチュエーションといえばいろいろありますが、
電気・ガス・インターネットなどのインフラ、車、飛行機チケット、レストランにしても
何か不具合があったとき、問い合わせをしたいときに電話をしなければならないことが多いんですね。
メールでやらせてくれ!
と思いますが、電話窓口しかないというのが未だに割とあります。
一度閉口したのは、インターネット料金が急に倍近くに跳ね上がったこと。
電話で何時間もたらい回しにされながらもしつこく言い続けると
値段が驚くほど下がりました。
また、レストランにしても、ホテルにしても、
おいおい、話が違うじゃないか
ということがよくあります(少なくとも日本よりは頻繁にあります)。
そういう時に、文句の一つでも言うことができれば意外と対応してくれるかもしれません
ここへ来て学んだことの一つは、
声をあげない人は損をするという仕組みになっていること
声をあげると意外と柔軟に対応される(こともある)ということ
自分でこなれた表現を使う必要はないかもしれませんが、
日常英会話のイディオムを学ぶことは生活の質に直結します
Amy Gillettのビジネス英会話版をなかなか気に入った私は次に日常英会話版の本書を購入してみました。
「SPEAK ENGLISH AROUND TOWN」のレビュー
全部で25レッスンで構成されており、トピックは「買い物」「レストラン」「病院」「パーティー」「空港」「レンタカー」「ホテル」「タクシー」「その他日常会話」などなど。
レッスンは基本は会話例ですが、私のおススメは自身でそのようなシチュエーションを想像しながら音読材料として使うことです。
簡単な表現が多いですが、とてもよく使うし、意外とすぐに分からない&咄嗟に自分から出てこないものが多いです
例えば、お医者さんがレントゲンを撮りましょうと言われた際に、
“Will that be an out-of-pocket expense?”(それって自費ですか?)
簡単な表現ですが、パッと出てこなかったりします。でも聞きたいですよね。
店員さんから何か勧められて気に入らなければ、
“I’m not crazy about it. “(あんまり好きじゃないです)
と言ってのけることも可能です(I don’t like itでいいのかもしれないですけど)。
またレストランでも次のような会話は頻発です。
“Are you still working on your meals?”(まだお食事されていますか?)
“I’ll need a doggy bag”(お持ち帰り用の入れ物をください)
他にも言われたときに初めよく分からなかった言い回しがたくさん載っています。
初めてアメリカのマクドナルドに行って「?」となった“Meal deal”(セット)や、
ガソリンスタンドで言われた“Pull over” (車を止めて)などもきちんと載ってました。
それぞれのレッスンの後には、よく使う言い回しや文法のレッスンもついており、こちらも良いです。
アメリカの日常会話で使う英語が好き、覚えたい、という方にはおすすめです。
洋書のため、日本語はありませんが、音読によりシチュエーションごと体に入れてしまうという練習法は効果的だと思います。
ご参考になれば幸いです!
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