Quantic Executive MBA(そして並行して出願したBoston University/QuestromのオンラインMBA)への出願準備について説明します。
出願準備について
Quanticへの入学に必要な要件としては以下が求められるようです。
・学士号
・最低7年間の勤務経験
・英語
・GREやGMATは提出可能だが、必須ではない
それに加えて、いくつかの質問への回答の提出、またオンラインでのインタビューがありました。
質問への回答は、短いエッセイに該当するような内容で、志望動機や、短期及び長期の目標、どのようにクラスに貢献できるか、などが求められました。
質問内容はどこのプログラムもあまり変わりはありませんので、共通して答えられる内容(これまでの成果・実績、そして現状の課題、その課題解決のため、MBAプログラムをどう活用できるか等)の棚卸を行います。
棚卸は、私の場合はまずは日本語で整理して、深堀りした上で、英語に直していく作業を行いましたので、ここでそれなりに時間を使うことになりました。
私はBoston University/Questromも同時に準備をしていましたが、こちらは長めのエッセイの他に推薦状が1通必要でしたので、現職の上司にお願いしました。
オンラインのインタビューの代わりにビデオ録画の提出(Kira Talent Assessment)が義務付けられており、開始するとランダムで質問がなされ、それに対する回答が録画されるという少し変わった課題を受けました。
Boston UniversityのApplication Feeは事前の説明会イベントに参加していると免除してもらえました。ちなみに、QuanticにApplication Feeはありませんでした。
インタビューについて
Quanticではオンラインでのインタビューがありました。
英語でインタビューされるという時点で既にかなりストレスです。
ただ、質問内容はそんなに変わったものはなく、エッセイ内容がある程度話せる状態であれば何とかなるようにも思いました。
どういう風にクラスに貢献できるのか、など聞かれたと思います。
あまりうまく話せませんでしたし、相手も感心している雰囲気はありませんでしたが、結果受かったので、まぁ落としたくなるほどダメではなかったのでしょう。
また、Quanticのインタビューでは、リーダーシップとピープルマネジメントによりフォーカスしたValar Institute(Quanticの一部ですが、名前が異なります)のMBA、Exuecutive MBAプログラムというものが新たに始められており、Quanticへの入学が許可されない場合はValar Instituteへの入学を希望するかという質問がありました。

まだ新しいプログラムでしたし、リーダーシップとピープルマネジメントへのフォーカスというのも自分のニーズとマッチしていないと思いましたので、あくまでQuanticへの入学を希望すると答えました。
逆質問タイムでは、生徒同士や講師陣との相互交流について質問しましたが、Slackやビデオ会議を通じて常に相互交流があることや直接顔を合わせる機会も設けられると聞き、(より安価な)Quanticにかなり傾きました。
結論としては、やはりエッセイ作成前の自分の棚卸がきちんとできているか、が肝になると思います。
ここが固まってないとエッセイを書くのがしんどいですし、インタビューの準備も焦点が定まりません。
焦点の部分はしっかり話せるようにしておけば、多少ぐだっても持ち直せます。
その後、Quanticについては実際にアプリを使っていくつかのe-ラーニングを受講するように求められます。
この点数も合否に関係すると思いましたので、良いスコアで履修を終えるように頑張りました。
ここで、実際のアプリの使い心地やe-ラーニングがどんなものかの体験ができます。
実際にプログラムが開始すると、そのe-ラーニングをひたすらやり続けることになりますので、ここで自分との相性を確認しておくことは大事だと思います。
別投稿ではIELTSの準備について触れます。
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