超リーズナブルな海外オンラインMBA Quantic School of Business and Technologyの概要を紹介します。
Quantic School of Business and Technologyとは?
以前には、Smartlyという名前で無料のオンラインMBAプログラムを提供していましたが、2020年にQuanticに名称が変更されたようです。

本社はワシントンDCにありますが、校舎はなく、基本完全オンライン完結のプログラムです。
当時はMBAプログラムだけで非常に選考の厳しい出願プロセスを謳い、多くの卒業生は有名Tech企業(Amazon, Googleなど)への就職ルートを得ることができるという話でした。
授業料が無料ですので、当時は相当優秀な学生に絞り込み、アンバサダーとして活用したのではないかと推測します。
やがてQuanticという名称となり、授業料は有料にはなったものの、何百万円~1千万円以上にもなる他の海外MBAと比較すると圧倒的に安価です(MBA、Executive MBA※は$950/月×15カ月)。
また、優秀な方には奨学金が出て、無料になったり、半額になったりするみたいです。
私は払いましたが、奨学金狙いでチャレンジするのもいいかもしれません。
無料ならオススメ度100倍です。
その他、安価なおすすめオンラインMBAとの比較はこちら→
その間、大手パートナー企業を増やし、優秀な卒業生を斡旋したり、パートナー企業の従業員へプログラムのアクセスを提供したりで、そこからの収入を得ることで一般の学生に対する授業料を大幅に安くしていると説明しています。
パートナー企業の代表格はGoogle, Amazon, Microsoft, Salesforceなどです。全体的にTech系が目立ちます。
MBAプログラムで軸を作った後は、Executive MBAや他のリーダーシッププログラムも提供を始め、スケールアップし始めています。
そして非常に選抜が厳しく、合格率が低いことが謳われています。
私が入学した当時は8%程度と公表していたと思いますが、直近の数値は分かりませんでした。
想像ですが、ビジネスモデルから考えるとMBAプログラムの方が合格率はかなり低く設定されており、Executive MBAプログラムにはブランドを毀損しない程度に門戸を広くしているのではないでしょうか。
そのため、Executive MBAプログラムがスケールするにつれ、平均合格率が高くなっているという可能性もあります(知らんけど)。
ミドルキャリアのみんな、チャンスあるぜ。
そして、このビジネスモデルがとても面白いと思いました。
これ流行るんじゃない???
私が参加したのはExecutive MBAですが、内容についてはいずれもベースとなるのはアプリを使ったe-ラーニングになります。
PCでやった方が私は楽でしたが、スマホでもe-ラーニングはできます。
確かにモバイルファースト。どこでもできる。
ひたすら期日までに課題科目のe-ラーニングを解き、それとは別に設けられる関連課題をクリアしていきます。
関連課題は個人課題、グループ課題共にありますが、グループ課題を個人で行うことも選択することができますので、完全に一人でやり切りたいという方でも対応は可能でした。
また頻繁にLiveのオンラインの講義やディスカッションの場も設けられ、参加は任意です。
また希望者には別料金になりますが、直接講師や生徒同士が集まる機会(カンファレンス)も世界各地で設けられます。
私もワシントンDCまで参加しに行き、少し友達もできました。
次記事で出願準備について紹介します!
※職歴の長い人、幹部(候補)を対象に行われるMBAの呼称。学位としてはMBAと同じ
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