こんにちは。今日からブログを始めましたあうくです。日系製造業の出向者としてアメリカで働いて4年になります。妻と3人の子どもたちと暮らしています。
30歳も過ぎたある日、自分の居場所を求めて突然海外で働くことを目指すことにしました。
もともと渡米前から海外と仕事をする機会はあり、海外で働くともっとレベルアップできると思ったからです。当時(7~8年前)にIELTSを受けた際にはオーバーオールバンドスコアは6.5でした。
その後紆余曲折を経て、運よくアメリカに赴任することになったのですが、まず私が最も苦労した(今もしている)のはやっぱり英語です。
海外駐在しても英語はできるようにはなりません。
マクドナルドに行くたびに、店員が何を言っているのか分からないまま4年になりました。
ただ海外駐在しても、わからない状態をやり過ごす方法を学び、必要最低限の擦り切れる程使った語彙だけやけにスムーズに発話出来るようになるだけなのです。
このまま何となく帰任してなにかを成したような顔をしながら歩くことはできない
そう思いました。
また、駐在員というのはリソースの不足した組織に配置されることが多いので、仕事の範囲が何かと広くなりがちです。職種にもよるでしょうが、専門性を磨くのは難しい場合もあります。何でもかんでも拾っているうちに、ローカルスタッフに「お前の仕事なんだっけ?」などと言われてしまうかもしれません。
何とか自らを成長させねばとMBAプログラムに参加し、Quantic School of Business and Technologyというオンライン型のExecutive MBAプログラムを修了しました。(※)
海外で働くとき、あなたの持っている専門性、知識や経験が他から得難いものであればあるほど、それらはあなたを守ってくれます。
何事も大事なのは中身であって、語学などのスキルや学位ではありません。
しかし、専門性はすぐには身に付きません。そんな中で私たちは絶え間なく試され続けるのです。
あがくことすらせずに、「英語はあくまでツールだから」「おじさんになってからMBAなんてとっても意味ないから」ということはできませんでした。
このブログでは、
海外駐在を考えている人
海外駐在をしているけどローカルスタッフにマウント取られそうなスリリングな日々を過ごしている人
英語中~上級の壁で伸び悩んでいる人
海外のオンラインMBAを考えている人
お前の仕事は何なんだと日々自らに問い続ける人
そんな仲間たちに私のささやかなあがきの中から得られた役立つ(かもしれない)情報を共有できたらと夢見ています。
※:職歴の長い人、幹部(候補)を対象に行われるMBAの呼称。学位としてはMBAと同じ
コメント